今、小学生、児童の間で人気である。
私が中学生の頃は「えびがに」といっていた記憶がある。
川に魚釣りに行くと、ときどき針の餌に食いついて竿の先をぐぐーっと引きこむ。
おっ!大きいぞ。鮒かな!期待して竿を上げるとえびがにが釣りあがってくる。
児童が帰ってきた。何か大事そうに抱えてくる。
「おー、何を重そうに、大事そうに持ってきたんだ?」
「ザリガニだよ」
可愛いプラスチックの水槽とか子どもの砂遊びに使うような可愛いバケツにザリガニが1匹入っている。
そう、1匹ずつ。底にはひたひた位の水が入っている。
生きたものを入れて、しかも水が入っているものを持ったことがないのでしょう。体から離して落とさないように注意しながら。
ランドセルや、袋などと一緒に不自然な格好でいつもと違うゆっくりした歩き方である。
「ザリガニは釣ったの?」
「そう、学校で皆で釣ったの」
学習の中で、自然の中で、こうした生き物を手にする理科の授業なのかな。
ランドセルの蓋の脇から掬うために使ったのであろう、網が頭を覗かせている児童もいた。
一人ザリガニを持っていない児童がいた。
「君はザリガニを取らなかったの?」
「生き物を家にもって帰っては駄目って、お母さんが言うんだ」
うーむ!!
なんと言ったらいいのかな。確かに持って帰る児童も、家に帰ったらどうするつもりかな。
なんせ生き物だし。ほったらかしにしておくわけにはいかないよな。
餌に烏賊の燻製を買っていって、糸の先に確り結わいつけ糸を1メートルほどの長さにして、持つところは割り箸という俄か作りの釣竿である。
4本作って皆1本ずつ。
畦のようなじめじめしたところに、歩くとぎしぎしと沈む板の上に立って、さあ、糸を垂らそうとしたが水は誠に汚く、浮遊物も多くて、灌漑用の水にしては澱んでいて汚いという表現がぴったりする。
孫は
「ここで釣ったよ。ザリガニがいるんだから」
という。
水面を良く見ていると、所々でプクプクッと泡が出る。
ははー、これはザリガニのいる証拠だ。
そこをめがけて糸を垂らした。すーっと沈んでいく烏賊の燻製。
すぐ見えなくなってしまう。5センチも沈むと見えなくなるような汚い水だ。
糸を垂らして、お!すぐに糸の先がツーっと動くではないか。
ザリガニが食らい付いてきた証拠である。
そーーっと上げてみると、おー!ざりがにのはさみが見えた。
両方のはさみが烏賊を掴んだところを見計らってスーーと引き上げた。ザリガニは烏賊を放すまいとして、ぴんぴんと尾を撥ねながら、
バケツまで離れなかった。
「いやー!いるんだね。釣れたぞ」
「どれどれ」
息子も孫も見に来た。
「俺も釣るぞ」
孫が息巻いている。
すぐに孫の糸にもかかってきて釣れた。
「おっ!でかい!!真っ赤チンだ」
15センチほどの大きさで、体とはさみが赤い。
4人で糸をたれて、30分くらいで10匹ほど釣上げた。
「さあ、ママにこんなに釣れたよって見せよう」
息子も2人の孫も満足そう。
家に帰って、ママに見せて
「うわー、随分釣れたんだね」
でも、そうなんです。
「このザリガニ、どうする?」
飼っておくわけに行かない。
月曜日、保育園に持って行くか。
そんな会話があったが。
ザリガニ釣りはいまの児童には滅多に経験できないから、生きた教材になっているのは間違いない。
でも、釣った後、どうしたらいいんだろう。
逃がしてやることになるんだろうか。
庭に池などがある家はそこに離してやればいいかもしれない。そんな家はまずないだろうに。
答えが出ないね。
ザリガニを見て、初めはいいけど、どうする?
そういえば、ニュースであちこちに、そこにはいるはずがない生き物が見つかっている。
おたまじゃくし、魚、空から降ってきている様子。ミステリーな現象ですね。
警視庁のヘリコプタの窓が落ちた。見つかっていない。信じられない事故ですよ。『おおとり』懐かしい名前のヘリだが。
ものが倒れて、落ちてきて、落とされて?危険が一杯だ!!
最後に極端な話。国会も危ない!!!!!!!!
ザリガニの話がえらいところに行っちゃった。
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