オレンジの停止棒は、児童に興味があるようだ。
「おいおい、これ渡したら、皆が事故に遭わないように交通安全が護れないよ。そうか、おじさんに代わって交通安全の仕事をしてくれるんだ。」
一年生の女児とはいっても、引っ張る力が強いんです。
手を離してくれないもんだから、オレンジの光る部分と柄の部分が外れてスポッ!と抜けてしまった。
女児は力いっぱい引っ張っていたので、停止棒が抜けた瞬間、どーんと後ろに倒れて、尻餅をついてしまった。
「ややや!壊れちゃったぞ!」
「おいおい、大丈夫か?痛かったろう」
手を引っ張って起こしてやった。
停止棒が壊れたので、まだ心配顔である。
「お尻大丈夫か?お尻が汚れちゃったろう」
そういって。スカートの尻を叩いて汚れを落としてやった。
「この棒、学校から借りてるんだ。校長先生に壊したから謝らなくてはね」
隣にいた女児が
と壊れた停止棒を取って私に渡しに来た。
「自動車に気をつけないと危ないからね!自動車のほうから皆の方に飛び込んでくるからこわいぞー。気を付けて帰ってね。変なおじさんにもだよ」
「大丈夫じゃあないよ」
「こらっ!こっちに来い」
フイに声を荒げて腕を引っ張った。
瞬間女児は腕を振り払って逃げた。さっきの女児はまた尻餅をついてしまった。
「おいおい、大丈夫か。こんなことになったら怖いんだぞー」
5人ほどの女児の集団は
と声を挙げて駆けて行った。
尻餅を2回もつけさせて可哀そうだったが、元気に帰って行ったので一安心。
この前、テレビで少子化をテーマに1時間話し合っていたが、子どもを持つということは、そんな場であーだ、コーダと言い合う問題ではなかろうに。
子どもを産み、育てていくことの楽しみ、希望、はたまた苦しみが味わえない人たちは、気の毒だが生きることに関して、離反している。
それにしても、幼児を持って、シングルマザーの家庭がなんと多いことか。
私の目の前を通っていく児童は、当たり前だが、なんと幸せなことかと感じる。これが普通なんだと思うのだが。
話が変なところに逸れてしまった。
申し訳ない。
事故に遭わないように、できるかぎり安全確保に力を注ごう。
将来の日本の為に!!!! 頑張ります。

