女子児童が3人駆けてくる。
「おじさーん」
3人とも手を振って、いつも立ち止まって話を交わしていく児童です。
「おーい、転ばないように、随分嬉しそうだね」
「うん、あのね、先生からこれ貰ったんだ」
「綺麗な紙の封筒だね。どうしたの?」
「あのね、今日先生から貰ったの」
「お手紙かな」
児童は揃って封筒の中から、先生から貰った手紙を出して
「これ、ね、見て」
「え、おじさん見せてもらっていいのかな」
「うん、いいよ」
先生から、『皆この一年とてもよく頑張ったこと、いつもにこにこ笑顔が絶えなかったこと、勉強を良くしたことを褒めてある。そして4月から4年生になることをおめでとうと言って、元気で頑張ってね』
と結んである手紙だった。
「皆貰ったんだよ!」
「そうか、先生は皆に手紙を書いてくれたんだ。いい先生だね」
羨ましいです。良い先生です。
児童は手紙をしまうと、スキップしながら帰っていった。
4月から4年生になった彼女達に会うことが楽しみになりました。
目の前を通って帰っていく他の児童も、明るくてとても良い子です。
春休み、皆風邪も引かずに、交通事故に遇わないで、事件にも巻き込まれないで、また新学期から会えるように祈っています。
とても爽やかな一年の締めくくりでした。

